【清水寺】世界遺産の舞台からは紅葉の絶景!外国人に人気で見どころ多い一大観光名所

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清水寺の見どころご紹介

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「清水の舞台」で有名な清水寺は京都屈指の一大観光名所です。
清水寺は「古都京都の文化財」のひとつとして世界遺産に登録されており、見どころ多く外国人が京都に来たら必ず訪れるという人気の観光スポットです。

せり出した清水の舞台からの眺めはいつでも素晴らしく、春は桜がひらひら舞い踊り、秋には紅葉が境内を真っ赤に彩る見事な景色が広がります。京都市内が一望でき自然豊かな清々しい空気に包まれます。
特に、春と秋に開催される夜間拝観・ライトアップは圧巻の光景です。
        

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清水寺は、平安遷都以前に創建されたという古い歴史のあるお寺です。平安時代より清水の観音様として親しまれてきました。
清水寺は、四国三十三所観音霊場の第16番目の札所でもあります。
             

清水寺の玄関口【仁王門】

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清水寺へたどり着くには、最寄りのバス停「清水道」または「五条坂」で下車し、そこから徒歩で10分ほどです。お店が並ぶ賑やかな参道「五条坂」や「清水坂」を通り登っていくと、朱塗りのそびえ立つ仁王門が見えてきます。

空に映える鮮やか朱色の仁王門で「赤門」と呼ばれています。常に賑わう人気の撮影スポットとなっています。仁王門の両側には鎌倉時代の仁王像が安置されています。

仁王門の前には珍しい狛犬が鎮座しています。通常の狛犬は「阿吽」の(口を開けているものと口を閉じているものが対のもの)になっているのですが、清水寺の狛犬は左右の両方とも口を開けている珍しい狛犬になっています。

          

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清水寺の歴史・由来について

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開創は古く1200余年前、平安遷都の前から親しまれているお寺です。

778年、奈良で修行をしていた僧・賢心(けんしん)が夢のお告げにより北へ向かったところ、清水寺の地である音羽山に辿り着いたそうです。

音羽山の瀧で修行をしている仙人の行叡居士(ぎょうえいこじ)と出会い、行叡から観音力を込めた霊木を授けられました。そして行叡の願いのとおり、賢心がその霊木に千手観音像を刻んでお祀りし、観音霊場となったのです。
そして清泉が湧き出る瀧を「音羽の瀧」と呼んだそうです。音羽の瀧にちなみ、清水寺と名付けられたのです。
           

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その2年後(780年)に、鹿狩りに音羽山を訪れた坂上田村麻呂が賢心と出会います。賢心(後の延鎮上人・えんちんしょうにん)に殺生の罪を説かれ、坂上田村麻呂は観音に帰依するようになったのです。そして坂上田村麻呂は、十一面千手観音像を祀るため自身の邸宅を寄進し、寺院を建立し「清水寺」と名付けたそうです。
798年に征夷大将軍となった坂上田村麻呂は、寺院を改築して本尊の脇侍として、勝利の神様とされる毘沙門天地蔵菩薩を一緒にお祀りしたのです。

創建後、何度か火災により焼失されその都度再建されています。大半の建物17世紀前半に再建されたものですが、13世紀には現在のような景観が完成されていたとのことです。
           

清水寺のシンボル【三重塔】

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仁王門の先には国内では最大級と言われる高さ約31メートルの三重塔(重要文化財)が立っています。江戸時代に徳川家光により再建されています。
その後の修理によって、総丹塗り(にぬり)で色彩の美しい姿に蘇っています。内部には大日如来像が祀られ、極彩色の曼荼羅の世界が描かれています。

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京都の街からも望むことができ、夜空に輝く星と共にオーラを放つ美しい三重塔が眺められます。
             

胎内めぐりの【随求堂(ずいぐどう)】

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人々のあらゆる願を叶えてくれるという、とてもありがたい大隋求菩薩(秘仏)を祀っています。また縁結びや安産・子育てのご利益のある大聖歓喜天、栗島明神をお祀りしています。

隋求堂全体を菩薩の胎内に見立て、真っ暗な中を歩く体内巡りが評判です。階段で地下まで行き暗闇の中を巡り、大隋求菩薩にお祈りをするという興味深い体験ができます。
現在はコロナのため一時中止されています。
           

本堂(国宝)・御本尊の清水観音

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本堂に祀られている清水寺のご本尊は、十一面千手千眼観世音菩薩立像で、33年に一度公開される秘仏です。無病息災、立身出世、良縁などを願う人々から篤く信仰され「清水の観音さん」として親しまれています。

42本ある手のうち左右の各腕一本ずつを頭上に伸ばし、手を合わせている霊験あらたかな珍しい観音様なのです。「源氏物語」や「枕草子」などにも書かれ古くから厚く信仰されてきた観音様なのです。両脇には毘沙門天像と地蔵菩薩像が守護されています。
           

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清水寺にはご利益をもたらす存在がいくつかあり、本堂の横には笑顔でピカピカに磨かれた出世大黒天像がいらっしゃいます。福徳・財運のご利益を持っています。

清水寺は何度も火災で焼失しており、現在の本堂は1633年徳川家光によって再建されたもので国宝です。
屋根は寄棟造り・檜皮葺きで平安時代の日本宮殿の雰囲気です。優美な曲線が美しくおしゃれな感じです。そして本堂の張り出した懸造りの檜板張りの「檜舞台(ひのきぶたい)」が有名です。
         

有名な清水の舞台(国宝)

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「清水の舞台から飛び降りるつもりで」という、思い切ったことをするときに使うことわざで有名な舞台です。こちらの舞台は、本堂に祀られている千手観音菩薩へ舞を奉納する為に建設された舞台なのです。

ケヤキの柱で支えられている高さ約13メートルの舞台です。平安時代の昔から構築されてきたそうで、釘を1本も使わず、木材同士で支えあう「懸造り(かけづくり)」という日本古来の伝統技法で、耐震性の高い構造になっています。

そして厚さ10分センチ、410枚ものヒノキ板が敷き詰められた約190平方メートルの舞台となっています。この檜舞台が、「檜舞台を踏む」ということわざの語源になっているそうです。
       

清水の舞台で本当にあったすごい話

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清水寺は平安時代より観音信仰により多くの人が訪れてきました。その昔、観音様に願をかけ、舞台から飛び降りて無事なら願いが叶えられ、叶えられなければ死んで成仏すると信仰され、舞台から身を投げる人が相次いだとか。

幸いなことに、舞台の下は草木が多く茂りクッション代わりになり生存者は8割ほどだったそうですが、あの高さから身を投げるとはすごい度胸ですね。

明治の初め頃、それを防止するために清水の舞台には防止する柵が取り付けられていたのです。それ以降飛び降りはなくなったようです。
               

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4階建のビルに相当するそうで、上から覗くのも恐ろしいほどの高さですが、下から見上げても迫力のある造りになっています。
舞台からは四季折々の素晴らしい景色が一望できます。
          

法然上人ゆかりの【阿弥陀堂】

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釈迦堂の右隣に建つ阿弥陀堂です。前面が開放されており豪華な装飾が拝見できます。
阿弥陀堂の中心には穏やかな表情の阿弥陀如来坐像が安置され輝いておられます。
法然上人が日本で最初に常行念仏道場とした場所で、多くの参拝者が訪れています。
      

極彩色の奥之院(重要文化財)

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阿弥陀堂を過ぎた隣に奥之院が建立されています。
本堂と同様にご本尊の千手観音像、地蔵菩薩と毘沙門天、そして風神・雷神などをお祀りしています。こちらにも小ぶりですが懸造りの舞台があり本堂を見渡すことができます。
本堂とは違い、軒下に極彩色の模様があり華やかさがあります。
直接ふれてご利益をいただける優しい笑顔の「ふれ愛観音」がいらっしゃいます。
        

清水寺のパワースポット【音羽の滝】

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音羽の滝は、お寺の名前の由来となった滝です。古くから「黄金水」「延命水」と呼ばれ、万病に効く霊水と言われています。

3本の滝にはそれぞれにご利益があり、向かって左から学問成就・恋愛成就・延命長寿のご利益があると言われています。どれか一つを選んで柄杓に清水を汲んで祈願すると叶うと言われています。
3本とも飲んでしまうとご利益がなくなってしまうそうなのでご注意してください。

            

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清水寺へのアクセス

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市バス「五条坂」または「清水道」バス停から徒歩10分ほど
JR京都駅から市バス【206系統】または【100系統】で「五条坂」下車徒歩10分ほど
阪急電鉄「京都河原町駅」より徒歩で25分ほど、または市バス【207系統】で「清水道」下車徒歩10分ほど
京阪電車「七条駅」より市バス【206系統】または【100系統】で「五条坂」下車徒歩10分ほど

【拝観時間】6:00~18:00
【拝観料】 高校生以上 400円、小中学生 200円

京都府京都市東山区清水1丁目294

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Chia

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