池田城跡公園の見どころ紹介
池田城は、室町時代から戦国時代にかけて池田周辺を支配していた池田氏の居城でした。
居城跡地を公園として整備し2000年4月にオープンしています。
公園内には枯山水風の庭園などが造られ、虎口門や井戸が復元され城跡の歴史を感じられる憩いの場となっています。櫓風の展望休憩舎からは素晴らしい眺めが楽しめます。
【池田城周辺の情報】
大阪カップヌードルミュージアムはこちら
衣服の神様・呉服神社はこちら
池田城の歴史
池田城がいつ頃築城されたのかは不明のようですが、南北朝内乱の際の資料に北朝方の軍勢が「数日池田城にて夜詰めした」との記載があることから1300年代に存在していたとされています。
1568年、池田氏は織田信長が天下統一にのり出し摂津へ侵攻した際に降伏し、織田氏の配下となりました。家臣となった後、信長からは評価されており池田城は拡張され防御機能の強化された城となりました。
その後、池田家の家臣だった荒木村重が池田勝正を追放し、池田を支配するようになったのです。
そして1574年に村重は伊丹城を居城としたため、池田城は廃城となったそうです。
村重が信長に謀反を起こした際には、信長は池田城跡地に布陣しこの地から指揮を執っていたそうです。
憩いの公園内
1989年(平成元年)から4年かけて行われた大規模な発掘調査では、多くの遺構や遺物が発見され公園整備に伴い復元されています。
6月には白百合の花が咲き誇り公園は華やかな雰囲気になります。
アクセス
阪急電鉄・宝塚線「池田駅」から徒歩15分
阪急バス「大広寺」バス停から徒歩2分
Open 9:00~19:00(9:00~17:00 11月~3月)
お正月、火曜日休園
池田市城山町3-46
大阪カップヌードルミュージアムはこちら
衣服の祖神を祀る、呉服神社はこちら