木梨憲武展・京都文化博物館で開催
2021.2.19
とんねるずの木梨憲武さんのアート作品の展示会が京都文化博物館で開催されているので鑑賞しに行ってきました。
タイトルは「タイミング・瞬間の光」です。タイミングという目に見えない瞬間の感覚的な出来事を切り取って表現するとはどんなアートなのでしょうか??
何か出来事が起こる前のほんの一瞬のタイミングをかたちにする発想力がすごいです。
作品は人と人がつながる和のタイミングという感じでしょうか、木梨憲武さんのユーモアのある明るくて楽しくなれる作品の数々でした。絵画・オブジェなど約200点が展示されています。
音声ガイダンス(600円)の貸し出しがあります。LiLicoさんが作品について説明してくれて聞きなが展示場を回るのも楽しいです。のりさんとの対談トークになっていて面白いです。のりさん夫婦の会話などのトークが聞けたりして面白いです。
最初の部屋の展示場で目に入ってきたアートは「手」がテーマの作品でした。人と人がつながるタイミングの多い手によって、いろんな瞬間の表現がありました。楽しく盛り上がる瞬間の手だったり助け合う瞬間の手であったり、人それぞれ感じ方はまた違うかもしれませんが、いろんな想像力を描けるアート作品でした。
屋久杉の「せん手かんのん」は本物の屋久杉で立体的に作られていて見入ってしまいました。
その他にもカラフルでポップなアートや繊細な絵の中にユーモアのある展示品がたくさんありました。見るだけで気分が明るく楽しくなれるアート作品です。独特の配色で表現された富士山シリーズは眺めているとクリエイティブな発想が出てきそうな感じがします。また旅をテーマにした作品は海外旅行に出かけたくなるような異国の開放的な気分になれたりします。
フェアリーシリーズは人気のコーナーでみんなカメラを向けていました。お菓子のパッケージの絵柄を利用した作品と、段ボールを切り貼りして作った虫のような妖精というか、どれも新しいキャラクターとしてグッズ化してほしいかわいい作品です。たくさんありすぎてずーっと見ていても飽きないです。他にも立体化されたフェアリー人形(のりさん似)たちの街が大きな模型で表現された作品もあって、楽しい空間です。
木梨憲武さんは1994年に初個展を開き、アメリカ・ニューヨークおよびイギリス・ロンドンと海外個展でも成功されている方です。本格的な創作活動のきっかけとなった作品「セーヌ河沿いのノートルダム」も展示されています。
Access
アクセス
2021年2月16日~3月28日まで京都文化博物館にて開催
OPEN 10:00~18:00(金曜日19:30まで)※月曜日休館
【入場料】一般:1,600円、大高生:1,300円、中小生:600円
阪急「烏丸駅」下車、16番出口から北へ徒歩7分です。