【伏見稲荷大社】京都伏見の代表的な観光スポット!千本鳥居は圧巻の光景

伏見おすすめ観光名所【伏見稲荷大社】をご紹介

伏見稲荷大社は、全国約30,000社ある「お稲荷さん」で親しまれている稲荷神社の総本社。
京都初詣ランキング1位で200万人以上が参拝に訪れるという断トツ人気の伏見稲荷大社。毎年海外からも多くの観光客が訪れる京都おすすめの観光スポットです。

1,300年以上も厚く信仰されている伏見稲荷大社では、千本鳥居が有名です。色あざやかな朱塗りの鳥居がどこまでも続く圧巻の光景が見られます。
今回は、さらに本殿の先にある稲荷山の聖地を散策しました。鳥居が連なる神域で、お山巡りを楽しんできました。
        

伏見稲荷大社の起源とご祭神について

ここ伏見稲荷大社は稲荷信仰発祥の地です。
711年2月初午の日に、伏見稲荷本殿の背後にある稲荷山に稲荷大神さまがご降臨されたことに始まります。
稲荷山は、最高峰233メートルになる一峰から三峰まであり、その三ヶ峰に稲荷の神様がご鎮座されたのです。稲荷山全体が神域となり、信仰の対象となっています。
稲荷山の三ヶ峰に三柱の神を祀ったところ、その年は五穀豊穣の年となったと伝わります。
            

伏見稲荷大社は、宇迦之御魂大神を主祭神として、以下の五柱のご祭神が祀られています。

下社:【宇迦之御魂大神】(うかのみたまのおおかみ)
中社:【佐田彦大神】(さたひこのおおかみ)
上社:【大宮能売大神】(おおみやのめのおおかみ)
下社摂社:【田中大神】(たなかのおおかみ)
中社摂社:【四大神】(しのおおかみ)

下社・中社・上社ならびに摂社(田中社・四大神)の2社が加わった五柱となり、稲荷大神と総称されて祀られています。五穀豊穣、商売繫盛、家内安全、交通安全などの神様として広く信仰されています。
711年2月初午の日に稲荷大神がご鎮座されたことにより、毎年2月初午の日には、初午大祭(はつうまたいさい)が執り行われます。
        

千本鳥居が連なるその意味とは?

伏見稲荷大社で一番有名な場所【千本鳥居】と言われている場所です。
本殿を過ぎたところで参道が二筋に分かれている場所があり、その二つの参道に鳥居がすき間なく連なって続いているのです。鮮やかな朱色の鳥居のトンネルになっていて、光が差し込み素晴らしい光景が見られます。常に人気の撮影スポットになっています。

鳥居を通ることは「願いが通ること」として、信者の願いやお礼から寄進・奉納されたものなのです。 千本鳥居といっても実際は千本以上、5千基ほどの朱塗りの鳥居が連なっています。
伏見稲荷大社では、稲荷山全体に鳥居が奉納されているので、全域で数えると一万基以上の鳥居が建てられ並んでいるのです。
         

重要文化財の壮麗な楼門です

1588年豊臣秀吉は、伏見稲荷大社にて母・大政所の病気平癒を祈願しました。そして成就したことから信仰を深め、大規模な寄進を行ったのです。こちらの重厚な造りの楼門は、その折に建立されたもので重要文化財です。

あざやかな朱塗りの大きな楼門でとても華やかに見えます。門の前には狛犬ではなく、稲荷大社の神の使いとされるキツネ、狛狐(こまぎつね)の像が見守っています。

1592年に秀吉により伏見城が築城され、さらに併せて城下町の整備も行われ、伏見の町は繁栄していったそうです。

【周辺の情報】
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稲荷大社のシンボルです

稲荷神社のシンボルとするキツネは、稲荷大神の使いとされ白狐と呼ばれています。境内の至る所でお目にかかれます。稲が成るということから「いなり」となったそうで、こちらの白狐の口には黄金のが輝いています。

その他のきつねは、それぞれ違う物をくわえていて、確認しながら歩くのも楽しいです。蔵の「」や、財宝の象徴である「宝珠」、知恵を象徴する「巻物」を口にくわえています。
             

千本鳥居の先の神域【お山巡り】へ

未知の世界につづいているような、どこまでもつづく不思議な空間の千本鳥居です。太陽の光に照らされる時間帯には色鮮やかに映える鳥居が見られます。千本鳥居といわれるこの場所は人気の撮影スポットとなっています。
そして千本鳥居を抜けると「奥社奉拝所」です。背後が稲荷山三ヶ峰になり、神様に拝礼することができます。ここから最高峰233メートルの山頂【一ノ峰を目指して約2時間のお山巡りへ。途中には休憩所が設けられていて、お茶を飲みながら疲れを癒せます。
        

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稲荷山には主な社殿として7つの神蹟(しんせき)が築かれており聖域があります。四ツ辻の休憩所で一息ついたら、そこからお山をぐるっと一周まわれる道がつづいています。社殿を巡るパワースポット巡りへ向かいます。
            

【三徳亭】で休憩できます

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途中、三ツ辻と四ツ辻の間にある「三徳亭」さんでちょっと休憩しました。うどん(600円税込)です。お座敷もあって広めの店内でした。お揚げが甘くておいしいです。

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長者社の前にある売店で抹茶モナカアイス休憩をとりました。どこの売店にもモナカアイスが置いてあります。この辺りは聖地とされていて、アイスもひと際美味しく感じます。

先見の明を授かる【眼力社】と【薬力大神】

眼の病を治してくれるご神徳のある「眼力社」です。また先見の明・力が授かると言われています。先見の明がつくということで相場にご利益があるそうです。企業経営者や相場関係者が多く参拝されているようです。視力回復を願う方も参拝されています。キツネの手水で楽しませてくれます。
        

無病息災、長寿のご利益がある「薬力社」です。薬品・医療関係者の方々が多く参拝されています。こちらのご神水で薬を飲むとよく効くそうですよ。
この辺りは最も神秘的なエリアで、まさに聖地という雰囲気があります。
          

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稲荷山はお塚信仰の地で、崇敬者が奉納した祠や石碑がたくさん参道に並んでいます。一万を超えるお塚の光景は見応えあります。
          

稲荷山頂上への最後の難関石段越え

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最後の長い階段を登りきると一ノ峰の頂上です。最後の長い難関石段です。朱塗りの鳥居が色鮮やかです。古代から朱色は魔力に対抗し、生命力を象徴するとされたそうです。

一ノ峰(上之社)【末広大社】

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稲荷山の最高峰・一ノ峰(標高233メートル)に到着しました。何事にも末広がるという末広大神で、人気、芸能などの商売繫盛のご神徳が得られるそうです。奥にはお塚がたくさん並んでいます。

三ノ峰(下之社)【白菊大神】

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三ノ峰にある白菊大神です。人気を得られる職業にご利益があるそうです。芸事や多業種にわたり参拝されているそうです。

帰りは四ツ辻で休憩タイム

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標高160メートルの四ツ辻まで戻ってきました。ここからは京都市南部を一望できます。四ツ辻から山頂までは二通りあり、時計回りか反時計回りで行くか選べます。
本殿まで戻る前にここでちょっと休憩タイムです。にしむら亭のレモンスカッシュをいただきました。スッキリして冷たくておいしいです。

伏見稲荷の本殿付近

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帰り道の参道に無料で利用できる休憩所があります。お庭を見ながら寛げます。新しく綺麗なカフェも併設されています。

伏見稲荷大社へのアクセス

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伏見稲荷大社はJR奈良線【稲荷駅】に近く、駅前が伏見稲荷の参道で賑やかな商店街になっています。

その他、京阪本線 伏見稲荷駅下車 東へ徒歩5分ほど
市バス南5系【伏見稲荷大社前】から徒歩7分ほど

京都市伏見区深草藪之内町68

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Chia

日本の観光名所やお気に入りのレストランやカフェなどをご紹介しています。全国の観光スポットを巡り、見どころをブログに載せています。