岡山人気の湯郷温泉ってどんなところ?
湯郷温泉は、岡山県美作市(みまさかし)にある1200年ほどの歴史がある伝統的な温泉地です。奥津温泉(おくつ)、湯原温泉(ゆばら)とともに美作三湯と呼ばれています。
湯郷温泉の発見について言い伝えられているところによると、比叡山延暦寺の慈覚大師(じかくだいし)円仁が旅の途中に、白鷺(化身した文殊菩薩)が足の傷を癒しているのを見て湧き出る温泉を発見したと言われています。このため「鷺の湯(さぎのゆ)」とも呼ばれています。
湯郷温泉街は、温泉情緒の味わえる懐かしい雰囲気の町並みが魅力で、街歩きが楽しめます。
昔懐かしいおもちゃ館、アンティークオルゴールが展示された博物館、てつどう模型館などがあり、お子様と一緒に遊べる温泉地です。
また湯神社へ参拝に行った後、休憩タイムに足湯でのんびり癒される憩いのスポットもあり、ご家族で楽しめる穴場のおすすめ温泉スポットです。
お車でお越しの場合は、中国自動車道「美作I.C.」から10分ほどで到着できます。その他の交通機関に交通機関に関しては「湯郷温泉観光協会サイト」をご覧ください。
岡山県を代表する伝説「さんぶ太郎」
湯郷温泉のふれあい通り入口に巨大なからくり時計塔があります。岡山県を代表する巨人伝説の「さんぶ太郎」を紹介しています。
午前8時から午後9時まで、毎時0分からからくり時計が上演され、街中に「さんぶ太郎」のかわいい声が響き渡ります。
あの日のおもちゃ箱【昭和館】
大正から昭和30年頃までの懐かしいおもちゃが多数展示されています。外観から懐かしい雰囲気があふれ昭和の街をあるいている気分です。
館内では昔の教室や台所が設置されていたり、少年マンガや蓄音機などが展示され昭和時代の暮らしぶりが再現されています。昭和時代を知らない方でも楽しめると思います。
湯郷温泉の氏神さま【湯神社】
昭和館を出て石段を上っていくと、縁結び、交通安全、諸願成就の神様として崇められている湯神社があります。
国土を開拓された「大己貴命(おおなむちのみこと)」、医薬の神「少名彦命(すくなひこのみこと)」を主祭神としています。
古くからこの里にお静まりになり、人々の暮らしと歩みを共にされた湯郷の氏神様であり、且つ湯郷温泉の守護神です。
高台から国土の繁栄と平和、豊かな暮らしを日々祈願されています。
ふれあいの湯(足湯)
美作の巨人伝説「さんぶ太郎」の足型をモチーフにした足湯です。無料でご利用いただけます。お散歩に疲れたら自然の景色を眺めながら足の疲れが癒せます。
おいしい【農園カフェ湯郷】
美作農園さんで作られた美味しいスイーツがいただけるカフェがあります。湯郷温泉の中心地にあります。湯郷温泉の地元で収穫されたいちごやぶどうなど新鮮でジューシーなフルーツを使った食材にこだわったパフェやプリンなどのスイーツがいただけます。
湯郷温泉【ふくます亭】に宿泊
湯郷温泉街からちょっと離れた静かな環境の中にある温泉旅館「ふくます亭」です。旅館の方がすぐに駐車場までお出迎えに来てくれました。ロビーは華やかに装飾され明るく可愛い雰囲気です。
部屋は和室10畳の部屋で、ゆったりとしたスペースですっきりとして落ち着く空間です。バス・トイレが付いています。露天風呂付の客室もあるようです。
大浴場には庭園風呂もあり庭園の景色に癒されながらリラックスした時間が過ごせます。貸切露天風呂もあります。
湯郷温泉の泉質は、ナトリウム、カルシウム塩化物泉で、消化器病、婦人病、神経痛やリュウマチなどに効果があるそうで、また、美肌作りの湯としても知られ人気の温泉なのです。
今回は部屋食にしました。別料金(1,000円)が必要になります。
夜のお料理は、三種盛り、お刺身、茶碗蒸し、鴨鍋がまず用意され、さわら魚と天ぷらが運ばれてきました。焼き魚は脂がのっていておいしく、天ぷらもサクサクで抹茶塩でいただくと美味しいです。
最後に梅ご飯のお食事が用意され、ちょうどよくお腹がいっぱいになりました。電話で注文するとすぐに来てくれて対応もとてもよかったです。
ふくます亭の優雅な朝食
朝食は個室が用意されていました。お庭を眺めながらゆっくり美味しい食事をとることができました。
おもてなしの素晴らしいリラックスできる「ふくます亭」さんでした。
岡山県美作ラグビー・サッカー場
ふくます亭からすぐ近くになでしこリーグに所属する岡山湯郷Belleのホームスタジアムである岡山県美作ラグビー・サッカー場があります。アスレチック広場や憩いの広場、ジャンボ滑り台などがあります。