【くろ谷・金戒光明寺】新選組が誕生した地、大人気の阿弥陀様に会える紅葉スポットです(京都)

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くろ谷さんで親しまれている【金戒光明寺】の見どころ

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通称「くろ谷さん」と親しまれている浄土宗の七大本山の一つである金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)です。法然上人がはじめて草庵を結んだお寺で、浄土宗最初の寺院です。

紅葉の名所として人気があり、山門からは鮮やかな紅葉の景色が見られます。また春の桜の時期には見事な春の景色が見られ、多くの訪問客で賑わいます。

くろ谷金戒光明寺の見どころは、紅葉が映える山門と、アフロヘアで知られている愛嬌のあるお姿の五劫思惟阿弥陀仏(ごこうしゆいあみだぶつ)様にお目にかかれることです。
また、枯山水庭園や回遊式庭園の散策も見どころ多くおすすめです。

        

くろ谷 金戒光明寺はどんなところ?

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金戒光明寺は、幕末には会津藩の宿陣とされた場所で、会津藩の兵は本陣とされたくろ谷金戒光明寺から京都の治安維持の警護にあたっていたのです。

当時の京都は、暗殺や強奪などが横行し、始末におえない状態だったそう。そこで徳川幕府は、京都の治安維持に当たらせることを考えたのです。

会津藩主の松平容保(まつだいら かたもり)は京都守護職に任ぜられ、1862年に家臣一千名を率いて、黒谷金戒光明寺に入り本陣を構えたのです。

一千名の軍隊が駐屯できたのですから、かなり広大な領域であることが想像できますね。
また御所までさほど遠くなく、要衝の地であったことから、金戒光明寺が本陣に選ばれた理由のようです。

          

金戒光明寺は新選組ゆかりの地

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幕府が将軍上洛警備のために浪士組を結成したのが新選組のはじまりです。
近藤勇たちが黒谷で松平容保に拝謁し、「新選組」の命名とともに市中取締の命を受けたのです。

新選組による警備の奔走により、京都の治安は圧倒的な回復を見せたそうです。
新選組の屯所である壬生と黒谷本陣との間では、毎日報告と伝達が行われていたそうです。

            

金戒光明寺の山門

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1860年に再建された高さ23メートルの山門で品位と風格が感じられます。周りには真っ赤な紅葉が彩って華やかな映えスポットになっています。

春と秋の特別公開時(拝観料必要)のみ楼上内部を拝観でき、釈迦三尊像や十六羅漢像が見られます。正面には後小松天皇の勅額「浄土真宗最初門」が掲げられています。

徳川家康は何かあるときには軍隊を配備できるように金戒光明寺知恩院をそれとわからないように城構えとしたそうです。たしかに威厳のある山門など知恩院と似た雰囲気を感じます。

        

知恩院のブログへ

          

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山門の後ろの石段を頑張って上ると御影堂のある境内に出ます。階段の脇には緩やかな女坂があり、少しらくに上がることができます。

        

花屋かな花手水

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華やかな花手水がありました。ひよこが並んで可愛いです。

金戒光明寺の三重塔(重要文化財)

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鮮やかに色づいた紅葉を眺めながらアーチ型の極楽橋を渡ると、少し先に金戒光明寺で大人気となっている「五劫思惟阿弥陀仏(ごこうしゆいあみだぶつ)」さまにお目にかかれます。

              

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阿弥陀様は、石段の脇にひっそりと佇んでおられます。そして長い階段の先に見えるのが、徳川第二代将軍である秀忠の菩提を弔うために建立された三重塔です。塔からは京都の町が一望できます。

くろ谷には「会津藩殉難者墓地」があり、鳥羽伏見の戦いなどで亡くられた霊を祀っています。

                

くろ谷金戒光明寺の有名な五劫思惟阿弥陀仏

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アフロのような髪型で有名な阿弥陀仏さまです。この印象的なお姿になられたのは、気の遠くなるような長い間、思惟をこらし修行したため髪の毛が伸びて螺髪(らほつ)を積み重ねた頭になったとのことです。深く思案されているような表情をされています。一目お目にかかろうと多くの参拝者が訪れています。

               

御影堂(大殿)と法然上人と由来

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宗祖法然上人75歳の御影(座像)が奉安されています。建物は昭和19年の再建です。運慶作の日本三文殊の一つと言われ信仰されている中山文殊を安置。2m60cmもの大きさの吉備観音が安置され、交通安全、開運厄除、安産のご利益があると言われています。

法然上人が比叡山の黒谷での修行を終えて初めて草庵を結んだのがこの地(比叡山黒谷の所領でした)で、くろ谷金戒光明寺は浄土宗最初の寺院となったのです。
法然上人が山頂の石の上に腰掛け念仏を唱えていると紫雲が全山に広がり光明があたりを照らしたことからこの地に念仏道場を開かれたのです。

御影堂 9:00~16:00(拝観料あり)

              

紫雲の庭(特別公開)

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通常は非公開されている紫雲の庭は、法然上人の生涯と浄土宗の広がりを枯山水で表現した庭園です。白砂に真っ赤な紅葉が映え美しい光景です。
庭園は特別拝観時(拝観料必要)のみ公開されます。

鎧ノ池の名の由来とは?

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その奥に池泉回遊式庭園がつづき中心には鎧之池があります。この池の名の由来は、武将の熊谷直実が源平合戦の一ノ谷の戦いでまだ16歳であった平敦盛を討った後に鎧を洗ったことから付いた名で、直実はその後に深く悔いて金戒光明寺出家し法然の門下となったそうです。

              

ご縁の庭をお散歩

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紅葉を見ながら散策できます。あずま屋で池と紅葉の景色を眺めながら一息つけます。ご縁の庭には二つの道があり、交わる場所に大きな石が据えられています。「出会いの石」として意味づけられています。出会いの石から一本の道へとつづいています。

           

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くろ谷・金戒光明寺のアクセス情報

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京阪線「神宮丸太町」駅から徒歩20分ほど
市バス 「岡崎道」下車(32・100・203・204系統)より徒歩10分

               

   

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Chia

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