大阪一の歓楽街【なんば道頓堀】をご紹介
大阪へ来たらなんばの道頓堀に来なければ始まらない一大観光名所です。大阪名物のソールフードが並び、通りにはエンターテインメントな看板が人々を楽しませています。道頓堀はエネルギッシュで「ザ・大阪」が集まるとても賑やかで楽しい場所です。
大阪駅周辺を「キタ」と呼ぶのに対し、なんば道頓堀はその南側にある歓楽街のため「ミナミ」と呼ばれています。
道頓堀といえば戎橋にあるグリコの電光掲示板がとても有名です。1935年に設置されてからインパクトのある名物看板となり、現在6代目が観光客を楽しませており人気の撮影スポットとなっています。
道頓堀の由来、かつてどのような所だった?
道頓堀の地名の由来は、江戸時代の初め、かなりの私財を投じて堀川の開削作業に尽力した安井道頓の功績に鑑み「道頓堀」と名付けられました。しかし安井道頓は大阪の陣で戦死され、その後は従弟の安井道卜(やすいどうぼく)が引き継ぎ完成させました。
そして400年ほど前の江戸時代に道頓堀川に戎橋(えびすばし)が架けられたのを機に、道頓堀は芝居小屋の街として発展し、さらに芝居茶屋が並ぶようになり大阪を代表する繁華街となったのです。
当時は道頓堀を代表する格式高い劇場群である「道頓堀五座」が存在し、歌舞伎や人形浄瑠璃などが興行され大変なにぎわいでした。
明治末期には劇場が減りはじめ、道頓堀五座も姿を消しましたが、芝居と茶屋でにぎわった街は現在でも上方芸能と食い倒れの街として、かわらず大阪一の歓楽街を誇っています。
道頓堀の楽しめる名物看板
巨大オブジェ看板で楽しませてくれる大阪のソールフード店が並び、大阪の活気ある街を肌で感じられる場所です。江戸時代より芝居小屋が集まり劇場が盛んな街でしたが、現在では「食い倒れの街」として飲食店が軒を連ねる繫華街として毎日賑わっています。
動くカニの看板で有名なカニ料理店「かに道楽」です。
大阪名物のたこ焼き屋さん、大阪の食の文化が学べるミュージアムになっています。
道頓堀のマスコットドール【くいだおれ太郎】
中座くいだおれビルの前で出迎えてくれる道頓堀のマスコット的存在の「くいだおれ太郎」です。ビルにはお菓子や雑貨が豊富にそろった土産屋さんやレストランが入っています。
有名うどん店【道頓堀今井 本店】
■道頓堀 今井
大阪の食文化の特徴は味わい深い出汁です。こちらはガイドブックには必ず登場する道頓堀の老舗のうどん屋さん。透き通ったスープに旨味たっぷりの出汁がとても美味しいうどんでした。わらび餅はとろける食感ですごくおいしいですよ。
おやつタイム道頓堀のたこやき
大阪ならではのいろんな味のたこ焼きが楽しめます。
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