洋風邸宅が並ぶ【神戸北野異人館】をご紹介
神戸北野異人館は神戸を代表する人気観光スポットで、見渡すと異国情緒あふれる景色が広がり、ヨーロッパの小路を散策しているような素敵な気分になれます。おしゃれな洋館が建ちならんだ路地を歩きながら、それぞれの邸宅を見学することができます。
北野異人館にはデザインの違う個性豊かなおしゃれな建物が並んでいて、レトロアメリカンな邸宅や、豪華なお城のような洋館の内部を見学することができます。
素敵な装飾のリビングルームやアンティークの調度品、美術品を観賞しながら巡ることができます。北野異人館は見どころも多く一日中楽しめるおすすめの観光名所です。
(北野異人館2もご覧ください)
北野異人館にはパワースポットがいくつかあり楽しめます。鼻を撫でると幸福になれる動物や、願い事が叶う椅子など、パワースポットを巡りながらのお散歩もおすすめです。
また、おしゃれな邸宅を改装したレストランやカフェもあり、リッチな気分でゆったちと至福のひとときが過ごせます。
その他、北野かいわいには異国料理が数多くあり、当時いらした外国人シェフの味を引き継がれた伝統的なお料理をいただくのもいいですね。
北野異人館までは、「新神戸駅」と「三ノ宮駅」から便利な循環バス【シティー・ループバス】が出ていて簡単に行くことができます。
北野異人館はどのようにしてできたのか?
北野異人館は神戸港の開港後、来日外国人の居留地として明治から大正にかけて、外国人設計士により建設された洋風の邸宅です。
1858年に江戸幕府はアメリカと日米修好通商条約を締結し、1868年に神戸港が開港されました。神戸港の開港後、来日外国人の居留地を設けることとなり、当時の神戸村(現在の神戸市中央区)に外国人居留地が設置されました。しかし来日外国人が増加し用地不足となり、環境のよい山手の高台にある北野町に居留地が広がっていったのです。
ヨーロッパ調の高級感とアジアの高級リゾートホテルをイメージするような「コロニアルスタイル」という建築様式で、おしゃれな異人館が建っていたのです。この北野異人館から洗練された西洋文化が発展していったのです。
北野町には昭和初期の頃までに200軒以上もの異人館が建てられていましたが、現在は30軒ほどになっています。現在公開されている建物は少ないですが、洗練された貴重な洋風建築が拝見できます。
楽しいシャーロックホームズの【英国館】
英国館では、シャーロックホームズの部屋が再現されています。また、いくつかの部屋には事件場面が再現されていて見つけながら部屋を回るのも楽しいです。インバネスケープ(マント)とディアストーカー(帽子)を借りてホームズに仮装することができ、イングリッシュガーデンの地下鉄シーンなどの撮影スポットで記念撮影ができます。英国館は、コロニアル様式のかわいい洋館です。
夕方になるとイングリッシュ・パブ「KING of KINGS」がオープンするようです。夜の異人館街もノスタルジックな雰囲気が魅力的なのでしょう。
邸宅カフェで一休み
旧アメリカ領事館官舎をカフェと北野美術館としてオープンされています。今回は現代アートのような作品が楽しめました。絵画鑑賞の後はスイーツで一息。
向かい側には横ラインの美しい家、「ラインの館」があります。いろいろ期間限定のイベントを開催されているようです。
ウィーン オーストリアの家
館内は18~19世紀の貴族の家を再現されています。ロココ調の衣装が展示されていて、当時のオーストリアの文化を見ることができます。また、モーツアルトが愛用したピアノの複製品(フォルテ・ピアノ)が展示されていて、当時の雰囲気を感じられます。
ガーデンテラスではアルコールがいただけます。
香りの家オランダ館
■香りの家オランダ館
旧オランダ総領事邸。1987年に香りの家オランダ館としてオープンされました。館内では、世界でたった一つの自分だけのオリジナル香水を作ることができる人気スポットの一つです。
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神戸北野異人館へのアクセス
阪急神戸線「三宮」駅・阪神本線「神戸三宮」駅・JR神戸線「三ノ宮」駅からシティループバスで異人館まで行けます。