神戸旧居留地ってどんなところ?
神戸旧居留地は神戸港に近く、神戸へ来たら絶対に外せない人気の観光地です。
すぐそばのメリケンパークには、神戸のシンボル「神戸ポートタワー」があり、見どころが多く、洗練された大人のデートスポットです。
神戸旧居留地とは、かつてあった神戸外国人居留地のことで、1865年から1899年まで神戸村(現在の神戸市中央区)に設置されていました。
横浜の山下公園あたりの雰囲気と似ています。
神戸旧居留地は、高級ブランド店や西洋風のレトロ建築が多く並び、洗練されたおしゃれな街で、優雅な気分で街歩きが楽しめます。
レトロ建築の中にはおしゃれなカフェもあり、ランチでのんびり優雅な時間が過ごせます。
神戸人気観光地北野異人館のブログ
神戸旧居留地の歴史について
1858年に江戸幕府はアメリカとの間に日米修好通商条約を締結し、神戸に外国人へ貸与する地域を設けることを約束したのです。
1868年に神戸港が開港され、開港とともに神戸村に外国人居留地を設けることとなったのです。
居留地は、外国人が住み働く場所とされ、ヨーロッパの近代都市計画技術を使って設計されました。碁盤の目状の126区画となる、とても美しく整然とされた街が建設されたのです。
神戸港が開港されて以来、神戸村の人口は増えていき、居留外国人の数も2000人を超えていた時もあるようです。
居留地では、アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・清の国などの外国人が生活され、西洋文化が発展していきました。
1894年に条約・日英通商航海条約が締結され、居留地の返還が決まりました。返還以降、旧居留地には多くの日本人が入り込むようになり、ビジネスの中心地として発展していったそうです。
神戸旧居留地のおしゃれビルディング
ヨーロッパやマイアミの海岸沿いで見かけそうな目を惹かれるホテルがありました。「ホテルケーニヒスクローネ神戸」です。
赤いアルファベットのロゴとアーチが鮮やかで外国チックで素敵です。ネオ・ルネサンスにスパニッシュコロニアルを取り入れたヨーロッパのホテルがモチーフとのことです。一度泊まってみたいです。
「旧神戸居留地十五番館(国指定重要文化財)」です。
神戸市内に残された異人館としては最も古い建物で、明治14年頃の建築でアメリカ領事館として使用されたそう。木骨煉瓦造り2階建てでコロニアルスタイルの開放的なベランダがおしゃれです。
現在はレストラン「TOOTHTOOTH maison15th」(トゥーストゥースメゾンジュウゴ)としてオープンされています。歴史的建造物の中でおいしい神戸キュイジーヌがいただけます。
「旧居留地38番館」です。1929年にシティバンク神戸支店として建設されました。アメリカン・ルネサンス様式の洗練されたコンクリートの建物です。旧居留地を象徴する代表的な建物の一つです。
大丸百貨店の別館としてオープンしていて一流ブランドショップやカフェが入っています。ヨーロッパの一角を歩いているような雰囲気があじわえます。ウエディングの撮影をしていたりします。
「シップ神戸海岸ビル」です。旧海岸ビルは、鉄筋コンクリート造りの4階建のビルです。1998年に鉄筋鉄骨コンクリート造15階建に改築されました。玄関ホールがとても開放的で、ヨーロッパ風のデザインで素敵でした。
旧居留地にある建造物は、平成7年1月17年日の阪神・淡路大震災により壊滅的な被害に遭いましたが、その後の様々な人々の協力による復旧工事により震災前の姿を取り戻すことができたのです。
神戸旧居留地のおすすめカフェ【ラフレア】ランチ
カリフォルニアの海岸ビーチにありそうな開放的でおしゃれ可愛いカフェ「ニューラフレア」です。一棟まるごとカフェになっています。ゆったりとできる広々とした空間で、南国風のカジュアルなインテリアが魅力のレストランです。パティオがあります。
1階、2階はゆったりソファーのあるダイニングフロアーで、3階にはDJブース・卓球台があり遊べる空間になっているようです。現在はコロナのためか1階のフロアのみ使用されています。
カクテルバーがあり、夜にみんなでワイワイ楽しむのに最適なお店ですね。ウェディング二次会や貸し切りパーティーなどにご利用できるそうです。
お料理はカジュアルフードで、具材たっぷりのサンドや、から揚げにステーキなどボリューミーなメニューになっています。デザートもフルーツたっぷりでどれも美味しそうです。
今日のランチはヤンニャムチキンセット(1,000円)にしました。鶏唐揚げにチョレギサラダ、スンドゥブスープにナムルとご飯(おかわり自由)のセットです。チキンがやわらかくて外がカリっとしていてピリ辛でおいしいです。ランチはドリンクバーが付いてきます。なかなかボリュームもあり大満足のランチセットでした。
プリンがおいしそうだったので注文してみました。自家製焼きプリン(550円)です。昔ながらのしっかりとした硬さがあり甘さ控えめでクリームと一緒に食べるとおいしいです。
【OPEN】11:00~23:00 不定休
兵庫県神戸市中央区明石町18−2 大協ビル
神戸の観光名所【メリケンパーク】カフェ
旧居留地のすぐ先が神戸港です。神戸のシンボルタワーである神戸ポートタワーが建つメリケンパークがあり、ザ・神戸という景色が広がっています。
メリケンパークに神戸開港120年を記念して設置されたという「フィッシュ・ダンス」という巨大な鯉のオブジェがあります。巨大すぎてびっくりします。
その隣に「TOOTH TOOTH FISH IN THE FOREST」(トゥーストゥースフィッシュインザフォレスト)というベーカリーカフェがあり気になったので入ってみました。
神戸の地元の食材を使ったおいしいパスタなどがいただける開放感のあるレストランです。ランチには、店内で焼き上げている自家製パンとフレーバーウォーターが好きなだけいただけます。パンは小麦と酵母にこだわり、地元の卵などを使って焼き上げられ、種類も豊富に揃っています。
「アサリと淡路産ハーブ&オリーブのボンゴレ」(セット1,500円税込)を注文しました。もちもちした食感のパスタで、オリーブの味がほんのり香っておいしいです。ハーブがいいアクセントになっています。ハーブウォーターで口の中がスッキリします。
「ラベンダーレモネード」(600円税込)を注文。すっごいラベンダーの味が口の中に広がって癒されます。爽やかな気分になりました。
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