世界遺産・高野山_日本仏教の一大聖地でパワースポット、奥之院へ参拝_和歌山

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一大聖地・高野山をご紹介

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高野山は約1000mの山々に囲まれた標高約900mの場所にある仏教の聖地の一つです。ユネスコ世界遺産に登録されています。
高野山は真言宗総本山で、山全体がお寺の境内とされています。平安時代の初め(816年)に空海(弘法大師)が嵯峨天皇より高野山を賜り、修行道場として開いた日本仏教の一大聖地です。
高野山には117もの寺院があり、毎年日本国内に限らず、世界各国より多くの観光客が訪れています。また高野山は、1200年以上もの歴史をもつパワースポットとも言われています。

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高野山の地形は、八つの峰々に囲まれ盆地状となっており、平地になった場所に寺院が建立されているのです。その八つの峰々が蓮の花が開いたように見えるそうで、まさに仏教にふさわしい土地なんですね。

 

大師信仰の聖地・奥之院

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奥之院は、弘法大師御廟ある聖地で一番奥にある寺院です。奥之院へはキロ先の奥深くまで静寂の続く参道を歩いていきます。
参道の両側には何百年もの年月を経た杉が高くそびえており、その中を神聖な空気に包まれながら進んで行きます。また奥之院までの参道には、20万基もの墓碑が並んでおり、戦国大名の墓所も多数あり高野山への信仰の厚さが伺えます。

 

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奥之院は弘法大師入定の地です。大師信仰の中心聖地とされています。高くそびえる杉の木の先に御廟があります。多くの参拝者が並ばれ、大師信仰の厚さを実感します。奥之院はとても神聖な場所となるため、撮影は禁止となっています。

 

金剛峯寺

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金剛峯寺(こんごうぶじ)は高野山真言宗の総本山です。明治期以前は、高野山全体を金剛峯寺と呼んでいましたが、現在では、高野山真言宗三千六百ヶ寺の総本山の名称とされています。国内最大級の石庭が見られます。建物の中に休憩所があり、畳のお部屋で寛ぐことができました。

 

高野山の寺院と宿坊

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苅萱道心と石童丸の悲しい物語で知られている苅萱堂(かるかやどう)です。出家した苅萱道心が実の子である石童丸と父子と名乗りあわず30年に渡って修行した場所として知られています。

 

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高野山には117もの寺院があり、そのうち52ヶ所が宿坊寺院としてご利用できるのです。寺院によって歴史やご本尊、庭園など、それぞれ特徴が違うため、自分好みの寺院を選んで泊まるのもいいですね。寺院でいただく精進料理も楽しみの一つですね。お酒やビールも飲めるそうですよ。
早朝のお勤めにも参加でき、写経体験したり、お寺での生活を経験するのも心の修行ができそうな気がします。

 

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高野山は広いので、便利なレンタルサイクルで寺院を巡るのがおすすめです。電動自転車なので坂の上の寺院も楽々見学に行けます。奥之院へは参道の手前で自転車を下りて歩いて行かなければなりませんが。爽快に高野山観光ができますよ。

 

真言密教の道場・根本大塔

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弘法大師が高野山開創の際に、最初に建立された真言密教の根本道場とする根本大塔です。奥之院とともに高野山の二大聖地であり、重要な見どころの一つです。現在の塔は1937年(昭和12年)の再建です。内部は、中央に本尊の大日如来像、周りに金剛界四仏が囲み、16本の柱には十六大菩薩を配し曼荼羅立体的に表現されています。

 

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819年に創建された中門です。2015年に高野山開創1200年を記念して再建され、朱塗りの美しい門に生まれ変わりました。今回の再建で8代目となります。楼上には持国天像や多聞天像他、奉安されています。

 

 

高野山で精進料理

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高野山へ来たらやっぱり精進料理は楽しみの一つです。精進料理を提供しているお店はいくつかあります。精進料理は僧侶の食事で、野菜や海藻、豆やその他の植物性食品を材料とした料理です。肉や魚は使いません。
天ぷらはサクサクで胡麻豆腐はもっちりして濃厚でおいしく体によさそうでとても美味しい精進料理でした。

 

ごま豆腐

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こちらのお店は生のごま豆腐を販売されています。  濃厚なゴマの味わいとクリーミーな食感でとてもおいしいです。

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アクセス

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南海高野線の極楽橋駅から聖地高野山の玄関口までケーブルカーで行きます。それから南海りんかいバスで高野山まで行くことができます。

 

 

 

 

 

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Chia

日本の観光名所やお気に入りのレストランやカフェなどをご紹介しています。全国の観光スポットを巡り、見どころをブログに載せています。