箕面大滝までの滝道ハイキングコース
2021.5.5
今日は箕面大滝を目指して自然を満喫できる2,8キロの散策コースへ!
緑豊かな木々に囲まれたハイキングコースのある箕面公園は、都心に近い場所にありながら気軽に行ける瀧と紅葉で有名な観光地です。箕面山の山麓に広がる明治の森箕面国定公園963haの一角にあり、春は新緑が爽やかで秋には紅葉が彩り、年間を通じて素晴らしい景色が楽しめる人気の行楽地です。
最奥に位置する大滝までの滝道沿いには、昆虫館やレストランやカフェ、旅館や温泉施設などの施設があり一日中楽しむことができます。
宝くじ発祥の地とされる龍安寺があり、途中で見どころを回りながら歩くのも楽しいです。
公園の入口には箕面名物であるもみじの天ぷら屋さんが数件あります。散策前にちょっとお腹の足しに食べてから行くのもいいですね。
緑豊かな滝道お散歩コースです
今回は舗装された楽な滝道ハイキングコースを選びましたが、滝道以外にもう少し険しいルートなどもありました。
森の中で珍しい昆虫を見かけることもあるそうですよ。箕面観光ボランティアガイドがあり、色々と詳しい情報を聞きながら散策することもできるようです。
※箕面観光ボランティアガイドのホームページ
森にはおよそ1,100種類の植物、3,000種類の昆虫が生息していて森全体が自然のタカラ箱なのです。
箕面の山に生息している天然記念物のサルが出没するそうなので注意が必要です。
大滝まで澄んだ涼やかな川の流れを眺めながらの散策です。癒されるせせらぎの音を聞きながらなんとも清涼感のある森林浴が楽しめます。
コロナ渦なのでマスク着用なのが残念ですが、それでも爽やかな空気を実感しながらストレス解消のひと時でした。
時折り差し込む木漏れ日の光が辺りを照らして優しい陽射しにとても癒されました。
秋になると色鮮やかな紅葉が森を彩り、紅葉の絨毯が辺り一面に広がります。美しい秋の景色に感動します。
こちらは紅葉の見ごろの時期を過ぎた景色となります。次回は見頃の時に来てみたいと思います。
箕面公園の川床料理
滝道の途中には、せせらぎを感じながら大自然の中で食事が楽しめる夏の風物詩、川床があります。こちらは磯よし本店(12:00~21:00・TEL072-724-2477)です。涼しい風に吹かれながら季節の食材を使った美味しいお料理がいただけます。真夏の夜に涼みながらの一杯は至福の時間ですね。磯よしさん、風情があっていいところですね。
音羽山荘・梅屋敷
こちらは音羽山荘・梅屋敷の川床です。こちらの川床は、外からあまり見られないようになっていて落ち着けそうです。(お問い合わせ9:00~20:00・TEL072-721-3005)
音羽山荘・梅屋敷は、大正15年に建てられた素敵なお屋敷です。大正時代の邸宅でのんびりと宿泊することができるのです。大正時代にタイムスリップしたようななんとも風情のある安らげる雰囲気で素敵ですね。
表に渡り廊下があるようで、移動するときに外の空気を感じられるのがいいですね。しっとりと時間を忘れて仕事からも解放されて一日ゆっくり過ごしてみたくなる場所です。
日本最古の弁財天・瀧安寺
滝道より少し高い場所に日本四弁財天の一つである瀧安寺があります。
658年に役小角が箕面滝の下に堂を建て、本尊の弁財天を安置したのが始まりだとか。後に後醍醐天皇より瀧安寺と寺号を賜ったそうです。
寺は室町時代末期に焼失されましたが、江戸時代に後水尾天皇の勅命により現在地に再建されました。
平安時代中期に瀧安寺で「箕面富」が行われていたとの記載があるそうで、古くから富くじのようなものがあったのです。その為、瀧安寺は宝くじの発祥の地とされています。
迫力のある箕面大滝
サルに襲われずに無事に滝までたどり着きました。途中緩やかですが坂道もありちょっといい運動になりました。滝の前には休息用に椅子が用意されていてゆっくり眺められ親切です。
天下の名瀑として知られる箕面大滝です。落差33mあり近くで見ると迫力があります。勢いよく流れ落ちる滝を前にしたら疲れを忘れるような開放感で爽快です。マイナスイオンをたっぷりと浴びているような感じです。真夏に来たら都心の猛暑から逃れられ涼しくて快適に過ごせる最高の場所です。
帰りものんびりと自然を満喫して歩きました。
森の中の喫茶店
珈琲専門店「山本珈琲館」さんです。コテージに居るようなおしゃれな雰囲気です。森の中で優雅なティータイムという感じですね。室内の席からも外の景観が楽しめてのんびりと珈琲が飲めます。軽食もありミックスサンドが美味しそうです。
箕面大滝へのアクセス
阪急宝塚線「石橋阪大前」駅から乗り換えて箕面線「箕面」駅下車すぐです。
「千里中央」駅から阪急バス(11番停留所)から「箕面」で下車すぐです。
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