巨大な獅子の顔で有名な難波八阪神社
2021.3.18
鳥居をくぐる前からその迫力に圧倒される巨大な獅子の顔で有名な難波八阪神社です。
インスタ映えで大人気の神社で、常に参拝者が絶えず訪れている大阪のパワースポットなのです。
獅子の大きな口が強運を招くとされ、難波八阪神社は強力な厄除けのご利益や勝運をもたらすとされています。また縁結びや夫婦円満、安産のご利益があり、日本全国のみならず近年では多くの外国人も訪れている人気の神社です。
場所は、南海難波駅から6分ほどのところに位置しています。
難波八阪神社の創建について
創建年代は不明のようですが、社伝により古来「難波下の宮」と称し難波一帯の神とされていたとのこと。
付近一帯に疫病が流行り、牛頭天王(ごずてんのう)をお祀りし、厄災除去を祈願したのが始まりのよう。厄除招福の神として崇敬されていました。
1069年~1073年頃から祇園牛頭天王をお祀りする古社として親しまれ、近年では交通安全の神としても信仰されています。1872年に郷社・神社となりました。
難波八阪神社のご祭神
ご祭神は、素戔嗚尊(すさのをのみこと)、妻・奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、8人の子供・八柱御子神(やはしらのみこがみ)です。素戔嗚尊は出雲の地で八岐大蛇(ヤマタノオロチ)に呑み込まれそうになっていた老夫婦の末娘を助け、その娘・櫛稲田姫を妻とされたのです。
素戔嗚尊は、伊邪那岐大神(いざなぎのおおみかみ)と伊邪那美大神(いざなみのおおみかみ)よりお生まれになられた御子で、姉神は伊勢神宮のご祭神であられる天照大御神です。
可愛い「こいみくじ」あります
難波八阪神社には可愛いおみくじが何種類かあり、本殿の横に設置されてあり参拝した後に占うことができます。こちらは可愛い鯉のマスコット「恋みくじ」です。縁結びのご利益のある神社なのでお守りとして持っていると良さそう。他にも可愛いダルマみくじや「一年安鯛」という「金の鯛みくじ」があり金運守りとしてご利益をもらえそうです。
ダイナミックな獅子殿
1974年に完成した高さ12メートル、奥行き7メートル、幅7メートルもある巨大な獅子殿です。内部神殿にはご祭神である素戔嗚尊の荒魂がお祀りされています。
口の中は舞台になっていて金で豪華に装飾されており、獅子の二十四の鋭い歯が並び、邪気を払い強運を呼び込むほどの勢いを感じます。横から見ても迫力があります。天井には全て手彫りで施された、それぞれが異なるデザインとなっている繊細な姿の鳳凰が飾られています。
目がライトになっていて、鼻はスピーカーの役割になっています。
毎年7月に盛大に執り行われる夏祭りでは、獅子舞や様々な芸事が行われ「なにわ」夏祭りとして賑わっています。
その他のご祭神
農作物の守護、かまどの神として祀られている三宝荒神社と稲荷神社です。
江戸時代、この地で代官として活躍された篠山十兵衛景義を祀る篠山神社(ささやま)です。
この地に青物市場開設を嘆願した住民のため公認に尽力し、市場開設し住民の生活の安定、難波の発展に貢献された方です。明治13年12月に創建されました。
自動式手水舎
コロナ渦で安心して使える自動式の手水舎です。前に立つと自動でお水が出てきてうれしいですね。
Access
難波八阪神社には鳥居が三か所あります。三方向から入ることができます。獅子殿を正面とするのは東側で、こちらは本殿を正面とする南側です。
大阪メトロ 御堂筋線・四つ橋線 なんば駅より約6分です。
大阪メトロ 御堂筋線・四つ橋線 大国町駅より約7分です。
南海難波駅 より約6分です。
大阪市浪速区元町2-9-19
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