満開の上野恩賜公園をお散歩
2022.3.28
東京で桜の名所として有名な上野恩賜公園へお花見に来ました。江戸時代から桜の名所として知られているそうです。平日の月曜日でしたが天気も良く「まん延防止」解除ということもあってかなりのお花見客が訪れていました。
上野駅から歩いてすぐの場所にあるので迷わず来られます。公園内にはパンダちゃんで有名な上野動物園や、美術館に博物館などなど見どころの多い大人気の上野恩賜公園です。
天気のいい日には不忍池のローボートやスワンボートで遊ぶのも楽しそうです。
上野公園お花見の名所【さくら通り】
まずは満開のさくら通りでお花見散策です。園内には約1200本の桜が植えられているそうです。上野恩賜公園の桜は、江戸時代初期に寛永寺を開いた天海僧正が奈良の吉野山から移植したもので、江戸庶民が自由に参拝しながら行楽できるようにと考え植えられたそうです。数百年もの歴史ある桜の名所なんですね。
コロナ対策のため飲食される人もなく、人の流れも混雑しないように往来が分かれていて歩きやすかったですよ。
上野の東叡山寛永寺
寛永寺の前には明るいピンクのかわいい枝垂れ桜が植わっています。優雅なしだれ桜で周りを華やかに見せています。
寛永寺は、第三代将軍の徳川家光の時に幕府の安泰と万民の平和を願い、江戸城の鬼門(北東)を封じるため、天海僧正により1625年この地に建立されたそうです。
梅の木に源平咲きがあるように、一本の桜の木から赤とピンクの花びらが開く「源平咲き」桜がありました。赤い桜の花が映えて他より目立ちますね。おしゃれな桜の木でした。
龍のような長い雲でした
さくら通りを歩いて空を見上げたら、長い龍のようにも見える雲があって不思議な空でした。青空もきれいであたたかく桜が空に映えてとても良いお花見日和でした。
恩賜公園【しのばずの池】のスワンボート
上野恩賜公園と言えば不忍池(しのばずの池)が有名です。公園の三分の一程度占めている大きな池です。かわいいスワンボートやローボート、サイクルボートが楽しめます。満開の桜を眺めながらのんびりボートで時間を過ごすのもいいですね。
大人になってからは乗っていませんが、数十年前の子供の頃に友達とボートで遊んだ記憶があり、ずっと変わってなくて懐かしいです。
不忍池の中央には弁天島があり、弁財天様が祀られています。また池は3つに分かれています。蓮で覆われている静かな蓮池、ボートで遊べる賑わうボート池、上野動物園に位置している鵜の池の3つです。
今日は天気もよくて桜も満開なので多くのカップルやご家族で賑わっています。桜の中をボートでスイスイ気持ちよさそうです。広い池なのでたっぷり遊べそうです。周りでのんびりと眺めているだけでも癒される光景でした。
上野東照宮へ寄り道
さくら通りからちょっと寄り道をして上野東照宮へ参拝へ。
鳥居を通って満開の桜が咲き誇る参道を歩いて拝殿へ向かいます。拝殿までたくさんの出店が並び賑わっていました。参拝者の行列の先に金ぴかの拝殿が見えてきました。
上野東照宮は、1627年に津藩主の藤堂高虎と天海僧正により家康公をお祀りする神社として創建されました。出世や勝利、健康長寿にご利益があるとされています。
まぶしい豪華絢爛なこちらの社殿は1651年に徳川第三代将軍の家光公が造営替えしたもので、その後の戦争や震災にも倒れることなく現在に至る貴重な文化財だそうです。内部は非公開なので外からじっくりと眺めてきました。
こちらの黄金に輝く唐門も1651年の造営です。唐破風造りの四脚門です。
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